もう一つの大きな固定費は「家賃」でしょう。
これは誰に払ってるかというと家主です。
今、家主ってどんな心境だと思います?テナントである飲食業がどうなってるかピンと来ていない人はどうかしてますよね。
もうテナントがいつ出ていくか、やめちゃうか、下手すりゃ逃げてしまわないか、戦々恐々なんです。
でも自分から「家賃下げましょう」と言える家主はよっぽどいい人で、彼らにも生活あるのでそんないい人はたくさんはいません。
全然遠慮はいらないので「一旦店を閉めるので、その間の家賃を安くしてください」か「それでも開けていれば利益は出るので家賃を安くしてもらえば継続できます」と相談してみてください。
家主として冷静であればあるほど、その提案に乗るほうが得であることはよく理解できるはずです。
もしも「そんな事言うなら出ていけ」と言われたら本当に出ていったほうがいいです。
飲食店は間違っても「立地」商売じゃないです(特に京都は)。僕らお客は「場所」でなく「腕」に惚れ込んで通ってるわけです。
なので、どこででもいつでも再開できるはずです。そんな家主の固定費をまかなうために、限界利益の出ていない商売を続けることを「目的」にしてはいけません。目的は「永続的な利益」のはずです。
一度交渉してみてください。国土交通省も応援してます。
http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo16_hh_000201.html