W140メルセデスの分厚く重たいドアを開けて車内に乗り込む際
手に持っていたiPhoneをうっかりシフトレバー周りに落としてしまい、冷やっとする場面がありました。
幸い、ウッドパネルは無傷で済みましたが
ミラー調整ノブ(これの真上に当たったんですね)のプレートそのものがパネルの奥に落下、ディーラーさんへと駆け込んだわけで。
画像向かって左側、陥没してるのが分かりますか?
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「冬場にウッドパネルを取り外す際は、ほぼクラックが入ることを覚悟しなきゃなりません。それでもやりますか?夏まで待ちませんか?」
と言われて躊躇しましたが、さすが神の手を持つ工場長
奇跡的に無事に外してくれて、元通りに修復していただきました。
というか
自動車界ではこの年代頃からコストダウンのため、アルミやプラスチックの母材に薄くスライスした木を貼り付けただけの
ウッドパネルとは名ばかりの代物が普及し始めたのですが
W140のパネルは正真正銘、積層合板のベースに突板を施した一点モノであることが判明。
一同、コシをぬかしたのは云うまでもありません。
こんなとこまで金かけて作ってるなんて
もう、笑うしかありませんね。
調べてもらったところ灰皿の蓋(これもウッドパネル)だけで、お値段12万円也と判り
工場長も装着時にたっぷりと冷や汗をかいてくださったようで、文字通り苦笑いされてますw