分不相応なことに
私は今日に至るまでメルセデスを7台所有してきました。
最初のメルセデスはCLクラス(現在のSクラスクーペ)ブリリアントシルバーのCL500
新しさの中にも、懐古的テイストが散りばめられたスタイリングと
常に車体がフラットに保たれるABC(アクティブボディコントロール)の足回りに惚れ込んでしまったのですね。
その後、王道のW221Sクラスへ
トラベルティンベージュ(いわゆるシャンパンゴールド)のS550
これは7速ATとエアサスの出来栄えに不満があり…やっぱりABCだな、ということで
禁断の果実、V型12気筒ツインターボエンジンを積むオプシディアンブラックのS600ロングにチェンジ
同じW221ではありますが、これはまったくの別物。
517馬力&84.6kgのトルクを(出来の良い)5速ATで掻き回す圧倒的な加速とABCの組み合わせは、まさに異次元の走りを提供してくれました。
その勢いで"キング・オブ・Sクラス"と呼び声の高いW140エメラルドブラックのS500Lを増車し
取り憑かれたように"名車"の誉れ高いW126アンスラサイトグレーの300SEにまで手を出して
一時期は年代の違うSクラス3台を同時所有するという暴挙に。
挙げ句の果てにはW124、しかもレア物である前期(ビッググリル)ミッドナイトブルーの320Eも味わって
紆余曲折を経て、現在では再びW140の中期S500(今度はブリリアントシルバー)に落ち着いています。
何故W140に還ってきたかというと
色々乗ってみた結果、このモデルが1番お金かけて作られていることがわかりましたので。
それはさておき、こんな風に後先のこと考えないでいると大変な目に。
先ずは自動車税
この時は先の3台に加え、17系クラウンも持ってましたのでえらいことに。
加えて、2年に1度の車検がやってまいります。
これは手元に残っていたW126の300SEの車検費用の画像なのですが
合計額をご覧ください…
私のように『クルマ好きな庶民』がメルセデスを維持しようとすると
生半可な覚悟でいると、メンタルまでやられてしまいますのでご注意くださいませ。