旧車あるあるネタ。
雨の時に限って車線のど真ん中で立ち往生。
『お約束やなぁ』などと嘯きながら
『ご迷惑をおかけしてすみませーん』と傘さして後続車の誘導をしつつ、風も強くてずぶ濡れになっていたら
『大丈夫ですかー?』
『何か手伝いましょかー?』
と優しい言葉をかけてくださるドライバーさんや歩行者の方々。
あったかい人ばかりだなぁ、この街に住んでよかったなぁ…とうるうるしながら待つこと1時間。
頼れる主治医が大型積載車で颯爽と登場。
ジャングルで武装した兵士に取り囲まれた際、救出に駆けつけてくれる英傑がいたとしたら
それは間違いなく彼らなんだろうと思いますねぇ。
こうしてW124を緊急入院させた後、同車から数えて4世代目となる『最新鋭Eクラス』のステアリングを握って帰路につくことになったのだから
人生なんてテキトーでインチキでデタラメなもんだ。
というか、新しいEクラスを運転するのは初めてだったのですが
今回のEクラスは『Eクラスの皮を被った高級車』になっててビックリしました。
手巻き式の懐中時計がApple Watchに
無骨なダッチオーブンがT-FALの圧力鍋になったような、そんな感じ。
『善い・悪い』なんかではなく、これは『好き・嫌い』の問題ですね。
ちなみにW124立ち往生の原因は、もはや定番となっているオルタネーターの故障。
部品を手配してもらって交換すると、あっさり治りました。
旧車にお乗りの方は、定期的にオルタネーターのチェックをオススメします。