それでなくてもデカくて重い12気筒エンジンをフロントに搭載し、ノーマルでもぶっといタイヤを履いてるW 221のS600。
ハンドル操作で据え切りなんか繰り返していたら、そりゃあ操舵系メカにはとんでもない負荷が掛かるってもんです。
だから据え切りはしない、極力避ける、なぁんて常日頃から心掛けてはいるんですが…
W221のロングボディはクラウンなどのクラスより40cmくらい長く、幅に至っては10cmくらい広い。
それでなくても都市圏の狭い道や駐車場、どんなに頑張ってもこの巨体を操るには限界があり
ステアリング・ギアボックスが逝かれるのは宿命、もはや『お約束』となっております。
で、逝きました。
とはいっても、すぐにどうこうなるものではありません。
ハンドルに『コクッ』と小さな振動が伝わってくる程度ですし
走行性能に支障をきたすわけでもないので、気づかずにそのまま乗り続けてる方も多いとか。
むしろ『気づいてしまった』事実と、気づいたら『気になってしょうがない』という性格の方が問題なのでしょう。
『さて、どうしたものか』などと思いつつ、先ずは主治医のいる正規ディーラーで診てもらうことと致しました。
予測以上の見積り金額が提示され『しょぼ~ん』となるのも、これまたお約束。
それにしても221、こうしてリフトアップされた姿をマジマジ眺めると
カッコイイなぁ…と現実逃避してみた件。
この後、総取っ替えして完治したものの
すぐさま次なる試練が(とほほ)
続きはいずれまた。