エアコンを回すとキュルキュル音
アンモナイトの化石みたいな姿をした『ブロアモーター』から聞こえてまいります。
高速流してもキュルキュルキュルキュル
信号待ちでもキュルキュルキュルキュル
モーターの軸受けにグリスを塗布しても、フィルターを交換しても、一向に治まる気配はありません。
実はコレ、ちょっと旧いクルマならお約束の症状なのですね。
中心にある小さなモーターだけならそれなりの出費で済みますが
メルセデスの場合は困ったことに、アンモナイト(レジスター本体)ごとじゃないと部品が出ません。
まともに交換すると部品+工賃で約20万もするのですよ。
エアコンが故障しているのであれば踏ん切りもつきますが、ちゃんと風は出るし風量調整もできますから機能は正常。
それに、たとえ交換してもキュルキュル音が鳴らないという保証はありません。
これでは流石に20万も払う勇気は出てこないです(よね?)
こうして多くの旧いベンツユーザーは、ストレスを抱えながら乗り続けるというのがもっぱら。
そこで今回入手したのが"世界最強の潤滑剤"ベルハンマー(ゴールド)
この動画を見たのがきっかけになりました。
↓
https://youtu.be/WmbH8kG8Ahc
『も、もしかすると…コレだったら治せるかもしれない』
藁にもすがる思いで最後の悪あがきをしてみようということで
いつもお世話になっているメルセデス正規ディーラーさんに事の次第を伝え、持ち込むことといたしました。
メカニックさんの手際のよい分解作業に見惚れていると、あっという間にアンモナイトの化石が発掘(私では無理)されます。
お待たせしました。
いよいよここでベルハンマーの出番です。
狙いをつけてプシューーー
たったこれだけ。
回してみる(…ゴクリ)
鳴らない(おや?)
さらに回す回す回す(ムキになってる)
やっぱり鳴らない(おぉ!)
グリスを塗っても治らなかったキュルキュル音が、完全に消えてるではありませんか。
やったぞベルハンマー
すごいぞベルハンマー
調子に乗って、動きが鈍ったパワーウィンドウのガイドレールにも塗布してみましたら
ギュルギュルだったのがシュルシュルを通り越してスルっスルゥ〜、です。
自宅のアルミサッシや玄関ドアの鍵穴、日頃からベランダで轟々うるさい室外機にも試してみたところ効果てきめん。
CMソングにあったNTN(なんてなめらか)を口ずさんでしまうほど。
スズキ機工株式会社の皆さま
こんな凄いモノを開発してくださって本当にありがとうございます。
あなた達は偉大です。
もちろん追加で3本オーダーしたことは言うまでもありません(言ってますね)
自宅に1本、トランクに1本、そして予備用に1本
持ってて損はないと思います。