無苦庵記【気づきブログ】

バブル期の自動車&甘味に目がない経営コンサルタントの拙いブログです。

『とっておき』を自覚できるとき

いつ、どこの誰が決めたのか知る由もありませんが
世間的には京の五山送り火や各地で行なわれる精霊流しを以って、お盆は終了ということになっています。

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皆さんはご先祖さまに手を合わし、御霊をお見送りされましたか?

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ん?ご先祖さま?
そもそもご先祖さまって何人おられるのだ?

 

先ず、父ちゃんと母ちゃんで2人だろ。
で、おじいちゃんとおばあちゃんがそれぞれ2人ずつで4人加わるから6人だな。

さらにひいおじいちゃんとひいおばあちゃんで8人プラス、と。
これで14人だ。


つまり一代の倍数を足し続けていけばいいってことか。
ということは…ということはということは。


四代前だと16人プラス。
五代前は32人プラス。
ふむふむ。
六代前が64人、七代前は128人、八代前、九代前…
えーと…えーと、十代前になったら…全員で2046人?あれ?
いや、ホントだ。計算機使ってっから間違いない。
十代前って300年くらい前の江戸時代じゃないか。
400~500年前の十五代前までの累計が65534人、600年前の二十代前(室町時代)だと…
ひ、ひえぇ…
累計で2097150人!
にひゃくきゅうまんななせんひゃくごじゅうにん!
そ、そんなにいらっしゃるのか!

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もちろん当時は今より人口もずっと少なかったし、近縁での婚姻も普通に行われていたから
この数字は延べ人数なんだろうけど、けど、けど…
この中の誰か1人だけでも欠けていたら、おいらはこの世に生まれてこなかった。


欠けてなくても、生きてる間に巡り会えていなかったら、おいらはこの世に生まれてこなかった。


しかもそれぞれのカップルがそれぞれの日に聖なる儀式をしなかったら生まれてこなかった。


おまけに違うオタマジャクシが競争に勝ってても生まれてこなかった。


な、なんちゅう確率。
これを奇跡的な確率と言わずになんと言う。

自分だけじゃない。
今、おいらの周りにいるひとりひとりが
そんな奇跡から生まれてきた「とっておきの存在」なんだな。

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どうせ100年後には生きてないんだから、命を惜しんだりしても仕方ないなんて思ってはいるけれど
それでも命ってもんは、粗末に扱っちゃいけないし簡単に捨ててもいけない。

 

もっと周りの人を敬わないと。
もっともっと命の尊さを感じないと。
もっともっともっとご先祖さまに感謝しないと。

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お盆の閉幕を告げる灯火は、毎年そんなことを教えてくれるのであります。