ミサイル発射や核実験にとどまらず、処刑やら暗殺までもが繰り返されている隣国の動向・主張を見聞するにつけ
きっと彼の地では国民同士で仮面を被りながら『ウチはいい国だ』なんて言い合ってんだろうなぁ、なんて思います。
万一、声高らかに『民主化』を掲げたり『最悪だ、亡命したい』などと叫びでもした日には
本人のみならず、一族郎党も命が幾つあったって足りやしません。
翻って、我が国でも似たような会社組織があるもので
『ウチはいい会社だよね』
などと言い合っている仮面社畜の多い会社ほど
きっと何かに怯えて耐え忍んでいるか
それとも『いい会社』ってのを知らないのか
はたまた、実は自分んちが『よくない会社』だってことに気付いてるんだけど
単にそれを認めたくないだけなんだろうな、と思うに至りました。
一方、人間といのは『ダウングレード』には敏感ですが
『アップグレード』に対しては、最初こそ感動するものの
慣れてしまったら最後、それが『あたりまえ』のこととしてファイリングされてしまう。
すなわち『いい会社』の中では、そもそも『ウチはいい会社』的な会話がなされてるケースが(経験上)圧倒的に少ないのですね。
『よくない会社』の中で盲信的に『いい部分』を見つけようとする、ある意味で信仰に似た精神や帰属意識を否定するつもりはありませんが
そんな『人のいい奴』ほど都合よく、消耗品としてポンコツになるまで利用されてしまいますし
そんな崇拝姿勢こそが、会社が進化する可能性の芽を
自らが摘み取ってしまっているということに、三流コメンテーター並みのバカどもは気付いていません。
ホントに『いい会社』ってのは、調子のいいパチンコ台と同じで
『やめようか』という気持ちの芽生えるタイミングさえ見つからないものです。
辛抱して頑張って粘って耐えて打ち続けていれば
『いつか出るはずだ』『これはきっといい台(会社)なんだ』なんて考えてる奴は
だいたい負けまくって、一度きりの人生を棒に振る。
そして
そんな(国や会社や)店もまた、遠からず滅びを迎えるのが関の山で
いうなれば
まぁそれが世の常であり、自然の摂理というものなんですよ。
内定者通信は今回で最終回、少し辛口でしたね。
どうか内定者の皆さん
目も、耳も、心も、大きく開いて会社を選ぶようにしてください。
それはそうと
本田宗一郎さん、いいこと言ってるなぁ。