お客さまのことを『客』
お取引先さまのことを『取引先』
◯△商事さまのことを『◯△商事』
と呼び捨てにしてることに、なんの違和感も感じていない会社が多いことに驚きます。
会社の『お金』という資産は、お客さまから入ってきたものであって
決して会社内や社長さんの自宅に造幣局があるわけではないのですね。
つまり、呼び捨て文化の蔓延る会社の社員さんたちは
自分が今日の昼に食べたカツカレー850円だけじゃなく、飲み会や慰安旅行の費用
さらにはあなたの生活費の総てが、お客さまからいただいたお金であることに全く気が付いていません。
気が付いていたら、呼び捨てになんか出来ませんて(ホントに)
会社にとっての有権者は『お客さま』である
という認識を持てていない会社は、早かれ遅かれ滅びの時を迎えます。
『さま』とまではいかないまでも、せめて『さん』ぐらいはつけろよ、と。
内定者の皆さん
如何に魅力的に見える会社でも、呼び捨て文化の会社に入ったら最後
あなたの心は貧しくなるだけでなく、貴重な時間、貴重な人生を棒に振るだけですよ。
会社や(将来の)上司を品定めするつもりで面接や研修に臨み、本質を見極めた上で入社を決断してもらいたい。
そう強く思います。