無苦庵記【気づきブログ】

バブル期の自動車&甘味に目がない経営コンサルタントの拙いブログです。

出張先で解けた謎

「和して同ぜず」
簡単に説明すると「協調はしても同調はしない」という意味なんですが
この言葉を耳にしたのは20年以上も前のこと。
当時勤めていた会社の重役で、今も師と仰ぐ方が
「和して同ぜずってことだよ」
と語りかけられたのが初めてだったと記憶しています。


その時
「ほほう、自分が飲み会などに参加しないことで社員の和を取り持つなんて、偉い人は色々と気を遣ってるんだなぁ」
と、間違った解釈を私はしていたのですね。


でも、間違ってるんだけど
今になって私は皆に「自分が居ないからこそできる話題」で盛り上がってもらいたいと思っていて
飲み会にあえて参加しなかったり、途中で退席したりして
いわゆる「私抜き」の時間を作るように心がけています。


最近、出張先でも同じようなことがありました。
根は寂しがり屋なので、誘ってくれることはすごく嬉しいんですが…
とはいえ遠慮はしたものの、狭いホテルの部屋に少し退屈を感じて
珍しくテレビを点け、普段なら視聴することを避ける明石家さんまさんの番組を観ることにしました。


相変わらずパワフル、というか騒がしいトークを展開するさんまさん。
そもそも何故、彼の番組を避けるようになったのだろう?などと思いながら
あまりに音量が大きかったので、彼の声に合わせてボリュームを下げました。
すると、ゲストの皆さんの声が聴きとりにくいではありませんか。
一方、ゲスト衆の声にボリュームを合わせると、今度はさんまさんの声が大き過ぎます。


なるほど。
それで彼の番組は観なくなったんだな。


ひとつ謎が解けました。


そして謎が解けてスッキリした後
僕がチャンネルを変えたのは言うまでもありません。

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これもひとつの「和して同ぜず」なのでしょうか。