無苦庵記【気づきブログ】

バブル期の自動車&甘味に目がない経営コンサルタントの拙いブログです。

それでも目を背けていられますか?

一般的に『人材』と表記されるこの単語に隠された数種の意味。

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そう
『ジンザイ』と言っても、その意味はさまざまなのですよね。
ここではあくまで私の個人的解釈に基づいて、ランキングをして参りたいと思います。

 

1位【人財】

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これは文字通り、会社や世の中にとっての『宝』ともいうべき人のこと。

 

2位【人剤】

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ビタミン剤やカンフル剤のように、人々にやる気や元気、勇気なんかを与えてくれる人のこと。
自分は活躍せずとも、チームに元気を与えて勝利に導くベンチの声出し担当みたいに
結果的にトータルで見ると必要度が高い。

 

3位【人材】

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よく『組織の歯車』なんかに例えられたりしますが、世の中から常に求められている役割でもあります。
ただ必要度は高い一方、居なくなったら居なくなったでスペアの調達も安易な人のこと。

 

4位【人在】

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あなたの周りにもいませんか?
ただそこにいるだけの人。

 

5位【人罪】

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存在してること自体が『罪』な人。

 

まぁここまでならビジネス書や自己啓発本の中などでも記述されていますよね。

この次が(所説ありますが)私の思うところの最下位。

 

それは

 

6位【人済】

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もう終わっている人のことです。
私の場合『あーコイツもうダメ』と思ったら、スクリーンに映るその人の顔に
『済』と彫られた巨大シャチハタをどどぉーんとスタンプしています。

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質問A
さて、あなたが経営者なら
従業員に何位から上のタイプを求めますか?
そして何位から何位までのタイプなら許容範囲内にするのでしょうか?

 

質問B
あなたが自分で『絶対になりたくない』と思うタイプは、何位以下だと考えていますか?

 

質問C
あなたは現在の自分が何位だと思っていますか?

 

質問D
あなたは質問Cで答えたタイプであると、周りからも認識されている自信と根拠がありますか?

 

質問のAで
許容範囲を経営者目線で3位以下(さすがに6位は入らないと思いますが)とされた方
このカテゴリーには2種類存在することをご認識いただきたいと思います。
それは

たとえ現状が3位以下でも、より上位を目指して努力している人と目指していない人がいるということ。

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あくまでも上位を目指し、努力をしている人を許容するようにしましょう。


後者が多くいると努力している人の足を引っ張るどころか、2位以上の人まで害されたり

場合によっては悪者にされたりもします。

 

質問のCとDで
自分は『このタイプだろう』と思われた方は『錯覚』
特に『自分は上位ランクだな』と思われた方は要注意。
それは『慢心』なのだと思い直してください。

ランクアップを志すなら、1段階以上
質問Bの『なりたくない』ところにまで落とさなければ今以上の成長はありません。

 

今春、経団連が『終身雇用制度の継続性』について言及されしました。

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それに合わせるかのように、トヨタ自動車も発表してましたよね。

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その裏に隠されているのは『今よりもっと解雇しやすくなる』法律に変わるということを意味します。

 

つまり、意識せねばならないのは『年齢』というよりも『貢献度』。

おそらく3位の『人材』の一部と、4位以下の『人在』『人罪』『人済』は軒並み廃棄されてしまう時代がやって来るでしょう。

 

外に出されて生き残る為であることはもちろん、会社に残る為にもより高い『戦闘力』が必要になるのだということを忘れないでください。

 

終身雇用制度の終了によって多くの失業者が世に放たれ

AIの席巻によって減少した『人間労働領域』に、大勢の労働希望者が押し寄せる図式。

その中には優秀と言われる人達もたくさんいることでしょう。

場合によっては経営者やお医者さんだった人も、あなたのライバルになるのですから。


さて
私が成長のロジックとして参考にさせていただいているのが、仏教の中にもある

①思考が変われば言語が変わる
②言語が変われば行動が変わる
③行動が変われば習慣が変わる
④習慣が変われば人格が変わる
⑤人格が変われば運命が変わる
⑥運命が変われば人生が変わる

といった定義なんですね。

 

しかしながら
多くの方が②と③の間で躓き、いつのまにか『人在』以下が定位置になってしまっています。

 

人間とは弱いもので
自発的に行動を習慣化させられる者は稀。

周りには足を引っ張り邪魔する者が後を絶たず、意志の弱さも手伝って流されてしまうのですね。

 

逆に
皆の矢印が同じ方を向けば
邪魔する者が排他的になる環境が出来上がり、付和雷同的に皆が良き方向に流れてゆきます(チーム力)

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目指すべきは
自分以外の人を巻き込み、互いにチェックし合うことを習慣化した組織やパートナーを作ること。

それに必要なのが個々の
・向上心
・気づき力
・コミュニケーション能力

これらを鍛えることに尽きる、と思っています。

 

皆で覚悟を決めて、知恵と力を出し合い
②を突破して③に『辿り着きたい』と意識し続ける
人剤以上の集まりになるのがゴールであり
それさえ習慣化されれば、人も会社も自ずと高いステージへ駒を進められますよ。

 

会社が従業員に期待することは
決められた業務だけを黙々とこなすことだけでなく、守破離文化を是とする環境実現にありますから。

 

『有り難い』の反対語は『当たり前』
しかし『当たり前』を誤解している人は多いです。
悪しき物事、改善でき得る物事までが『当たり前』という感覚になってませんか?

自分の『当たり前』に疑問を持ってみてください。

 

そして2位以上になりたいと『思考』したり『言葉』に出した方は、今すぐに『行動=努力』を始めましょう。

 

もはや情報収集力や創造力の価値は下がりきっています。

そんなもの、端末持っていれば誰だって手に入れられますからね。

 

行動力こそが、今の時代に最も必要な力(価値)なんだと思います。

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この『行動』が『習慣』になってしまえばしめたもの。


一事が万事の法則で、今よりもステージの高い『人格』を手に入れて
『運命』も『人生』も変わってしまいますから(ホントに)