5年前の、まさにこの時刻
漆黒の闇の中、内庭に設えられた小さな椅子に腰を掛けているだけ。
厳粛な空気の中、本殿の奥でぼんやり灯る炎と人影の動きを只ひたすら目で追いかけているだけ。
時間にして約一刻。
それが21年に一度の、42回目となる賀茂別雷神社の式年遷宮(仮遷宮と正遷宮)に
ご縁あって参列させていただいた時の様子です。
もちろん撮影厳禁でしたので、添付してあるのはメディアの資料画像。
実際には招待された我々が着席する空間は、ほぼ真っ暗闇でした。
光栄といえば光栄
名誉といえば名誉
貴重な体験といえば貴重な体験
なのですが
込み上げてくるのは、ギネス級に『場違い』『不相応』だったという思いだけです。