ただ待ってさえいれば、明けてくれる暗闇もありますが
ほとんどの暗闇は『歩』を進めなければ、いつまでも明けることはありません。
私は勝手に
前者を夜型、後者をトンネル型と呼んでいます。
けれど、トンネル型であるにも関わらず
『これは夜なんだ、待っていれば必ず明けるんだ』
などと、都合のいい思い込みをしたままジッとしている人って意外に多いのですね。
また、トンネルだと気づいていながら『進もうとしない人』もおられます。
正直、私にも『じっとしてれば、いつか誰かが救いに来てくれるんじゃないか』
なんて勘違いをしていた時期がありましたから、その気持ちは痛いほどわかります。
けれど、トンネルの中にいても
朝日が助けに来てくれたりはしない、というのが現実ですからねぇ。
だから進もうとしないなら
いや、奈落の洞窟だと思って進むことを怖れているのなら
多少の勇気は必要でしょうが、引き返すことも考えてみては如何でしょう。
案外そっちが本来の『前』だったりして。
ま、それはともかく
ど真ん中で怯えてる人
これからの突入で不安な人
トンネルは
向こう側へ行くために作られています。
光の出口を見つけた時の喜びだけを想って
頑張りましょう。