ノアの方舟が、ノアを失ったら
それはもう
ノアの方舟なんかではありません。
そのまま乗り続けても
ただ滅びを待つだけの漂流を続けるか
或いは海賊だかなんだかに乗っ取られ、奴隷や家畜のように扱われるのが関の山で
決してアララト山に辿り着くことなどできないのです。
環境の変化に怯え、惰性的に今の舟に乗り続けている人には見えにくいものなのですが
ノアは意外にも、身近なところで新しい方舟を用意していたりするのですね。
けれど、決してノアから『おいで』と言ってはくれません。
本人の意思が如何に大切であるのかということを、彼は誰よりも知っているから。
あとは、あなた自身が自発的に乗り移る(変化に挑む)『勇気』を持つだけなんですよ。
相談するだけで、火がついた後には面倒臭くなったりして…
つい先日、終身雇用の完全終了というニュースが世間を騒がせたにも関わらず
行動(考動)に移してない人、めちゃ多いです。
申し合わせたかのように、続いてトヨタも発表しましたね。
きっと政府ともコンセンサスが取れてるのでしょう(解雇しやすい法律に変わる)
『こんな筈じゃなかった』と項垂れて、取り返しのつかなくなる前に腹を決めないと。
ほんと、そう思います。
今どき、こんなアホみたいなことが書かれた本が売れてるのは
きっと安堵を求めようとする人が多いからなのでしょうね。
そんなタイプから真っ先にやられます。