今回は社員さんのエネルギー補給に於いて、会社としては『どっからどこまで補助すべきなん?』について。
働き方改革とかワークライフバランスなんて言葉が、あたりまえのように飛び交うこの時代でも
存在しているのですよ、遅くまで頑張らないといけない文化が根強く残ってる会社が。
得てしてそんな会社は給料が良かったりします。
安月給だと誰も残らないですからねぇ。
けれどそこそこお金は入って来るものの、自分の為だけの自由な時間は少なくて
挙げ句の果てにはカラダや心を壊したりするコまで出てくる。
月末ともなればそれは顕著で、終電近くまで阿鼻叫喚の世界が続きます。
給料を適正化して三交代制にするとか、方法はいくらでも考えられるのだけど
『一度手に入れた権利をみすみす下げられたくはない』
『これまでの評価基準が適用できない(通用しない)』
『私たちがしてきた苦労を知らない新人はズルい』
『守り通してきた◯◯イズムが崩壊する』
なんて声が上がってくる始末(ほぼ、ベテラン勢)
文化ってのはそうそう変えたりできもんじゃないんですよね。
それが(特に営業/製作系中小企業の)現実なんです。
私がお預かりしていた会社もその典型でした。
ならばせめて会社として出来ることをしてあげよう。
そんなわけで始めたハンバーガー配給の図。
夕刻に若い社員が空腹のまま業務に臨むと
生産性が落ちるどころか、お客さまに迷惑をかけかねないと考えて、かれこれ5年間ほど続けましたかねぇ。
もちろんポテトも。
ほかには
未だ初任給を手にしていない現時点(4月)での新卒社員。
実家通いならば囓るスネもあるだろうけど
一人暮らしともなると、なおさら懐はさびしいワケで。
そんなコ達の腹一杯な顔を見たいこともあって、あれこれ理由をつけては頻繁に食事会を開いていました。
もちろん、入ってきたばかりでお給料がまだの中途社員の為に開催してあげたりもする。
周りから『甘やかしだ』『中途半端なら実施しない方がいい』などなど
色んなことを言われるでしょうが、ここまでは会社としてやってあげようとリーダーが責任もって掟を作ればいいんだと思います。