社内のハンガースタンド
これがもの凄い事になっている光景をよく見かけます。
特に男性社員のコート、ジャケット、ネクタイ、マフラー、場合によってはワイシャツや礼服。
だんだん増えてくるようで
いつの間にか、古着屋さんみたいになっている。
これも会社のあるあるネタですよね。
オフィスは自分の部屋ではなく公共の場です。
就業時間外は私物をきちんと持ち帰ってもらいましょう。
ま、デスクの引き出しやロッカーの中なんかはお咎めなしでも良いと思いますが
ハンガースタンドやイスの背もたれは許さないぞ、と宣言・徹底をする。
そして翌朝、放置されているのを見つけたら
容赦なく「産廃」と貼り紙された大型容器に投げ入れる
そんなルールを設けると、私の経験では一気に撲滅することができました。
それが持ち主の、思い出の品であったとしても容赦はしません。
後藤田正晴さんの遺された有名な言葉
"公益は私益に優先する"(後藤田五訓)の教えですね。
ヨレた上着や汗染みの着いたワイシャツ、使い古したネクタイが何着も何本もマーキングみたいに放置されているのを『心地好い』などと思う人はおられないでしょう。
貴方ならそこで深呼吸、できますか?
企業はセクハラ問題を語る前に、やるべきことがあるんじゃなかろか。
それに皆が私物を持ち帰るようになれば、盗難やイタズラ(概ね、就業時間外に起こる)など社内トラブルの未然防止にも繋がります。
社員に『魔がさす種』を与えないということも、会社としての大切な務めのひとつ。
そう思っています。