哺乳類は皆、脳があって心臓があって肺があって胃があって腸があって…
それらを骨が支え守り、その上を筋肉が纏って、表面が皮でラッピングされています。
なのにキリンとゾウは、同じ哺乳類ではあっても姿形がずいぶんと違いますよね。
高い木の枝の葉っぱを食べるためにキリンは首を伸ばし、ゾウは鼻を伸ばした。
何故それぞれが違う部分を伸ばしたのかはともかく
確実に言えるのは
彼らには『伸ばさなければならない理由があった』ということ。
翻って、あなたは自分のどこをどう伸ばせばいいのでしょうか。
もし伸ばしたい分野が、伸ばすべき分野なら
それはそれはおめでたいことかも知れませんが
世の中、思惑通りにいかないことが多いものです。
これから社会に出る皆さんには
例え、伸ばすべき分野が苦手なことであったとしても
そこを伸ばしたい、伸ばさなきゃ、と思える人になっていただきたい。
そんな人になれれば
手を差し伸べてくれる人が必ず現れますし、会得も早くなる。
そして将来あなたが活躍できる領域も、今よりさらに拡がることでしょう。
矢印が自分に向いているうちは欠点だと自覚しているコトって
実は外に向けてみた瞬間に才能になるというケース、意外と多いものなんですよ。