無苦庵記【気づきブログ】

バブル期の自動車&甘味に目がない経営コンサルタントの拙いブログです。

革命の本質

ある日、コンサル先の企業さまで

社員の方々がミーティングをしている横を、たまたま通りかかった時のこと。

こんなやり取りが耳に入ってきました。

 


「突然の来客があった場合、(自宅の)部屋に入れれる人は手をあげて」

15名ほどのメンバーで、手をあげていたのは3名(だったかな)

ま、ようするに職場でも

探し物で時間を無駄にしたり、突発的な案件や来客やトラブルの対応ができるように

常にデスク周りをピシッとさせておきましょう、と。

 


で、通りすがりの私もコメントを求められ

あまり時間も取れなかったので

「新しい」と「旧い」

「清潔」と「不潔」

「整頓」と「散乱」

を混同しないようにね、とだけ伝えて去って行きました。

その続き、というか

その言葉を投げ込んだ真意をここに記します。

 


一般的に、部屋は買っても借りても

立地、広さ、設備などの条件が同じ場合

旧い部屋よりも新しい部屋の方が高いですし、人気もあります。

 


けれど

新しかろうが不潔で散乱している部屋もあれば

旧くても清潔で整頓されている部屋だってあります。

もちろん、散らかってるけど不潔ではない部屋もあるし

片付いてるけど清潔ではない部屋もあるにはありますけど。

 


それでも、少なくとも部屋が汚かったり散らかってるのは旧いからじゃない。

 


お寺なんて何百年も経ってるのに、あんなに清潔で整えられているではありませんか。

旧い旅館やマンションでも、清潔で整頓されていて

そこに綺麗な花が生けられていたりなんかしたら「うーむ、味がある」なんて言われるでしょう。

 


部屋が汚くて散らかってるから新しい部屋に移ろうかな、なんて思ってる人。

あなたはどんなピカピカの新築に引っ越しても、散らかすだろうし汚くします。

 


仕事がうまくいかないし、人生を変えたいから転職しよう

なぁんて思ってる人。

あなたはどんな会社に転職しても、うまくいかないし人生も変えられないです。

 


部屋が汚くて散らかってるのは、あなたがそういう人間だから。

それを部屋が旧いせいにしてはいけない。

きっと新しい部屋が自分を変えてくれる、なんて考えているとしたなら

それは間違いなく妄想です。

 


仕事や人生がうまくいかないのは、あなたがそういう人間だから。

それを会社や職種や同僚や家族や友人や恋人のせいにしてはいけない。

きっと新しい職場が自分と人生を変えてくれる、なんて考えているとしたなら

それは間違いなくアホがよく見る夢です。

いや、最初は善くなったように感じるんですよ。

部屋も綺麗にしようと心掛けるし、仕事にも打ち込めたりしてね。

 


申し訳ないけど、ほとんどの人は自分が変われたのだと錯覚してるだけです。

本質を変えようとしてないから、長続きしない。

ふと、気がついたらまた環境のせいにして文句言ってサボってる自分がいますから。

 


他責ではなく自責の気持ちを、どうか忘れないように。

変えなければならないのは、愚痴やら文句ばっかり言ってる自分自身なんだと気がついてください。

 


周りを変えずに己を変える。

周りを変えたいなら、先ずは己が変わらないと誰もついてきてくれませんよ。

それこそが本当の、革命なんじゃないでしょうか。

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