無苦庵記【気づきブログ】

バブル期の自動車&甘味に目がない経営コンサルタントの拙いブログです。

【今日の本棚】天才師匠に『これ、いま読んどき』と薦められたビジネス本・其の115

この「イヤなやつ」はほんとイヤなやつって話でなく「はみ出しもの」とか「改革者」の感じ。

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原題も「反逆児」ぐらい。要はイノベーションの話ですよ。いい本です。

 

 

スーパースター

彼との出会いは小学5年生の秋。

当時、万博公園の近くに住んでいた私は、友人達と万博少年野球場まで自転車を走らせ
そこで毎週末に開催されているリトルリーグの試合を観戦する、というのがささやかな楽しみでした。

 

そして、あの日の衝撃は今も忘れられません。

球場に到着し、いつものようにバックネットの観客席を陣取るやいなや
マウンドに立っている、高校生のように大きな体格の少年が目に入ってきたのです。

 

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ドシィィン!

豪速球です。

 

もちろんまともに打ち返せる奴なんておらず、あっさりチェンジすることに。

 

そして、彼に打席が回ってきました。

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キィィン(ゴシャッ)!

彼の放った打球は、場外へと消えていったのです。
少年野球場とはいえ、バックスクリーンや観客席を備える立派な野球場で、です。

 

2打席目。

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キィィン(ゴシャッ)!

球は再び場外に消えていきます。

 

思わず
「あいつ、ほんまに小学生なんか?」
という言葉がため息と一緒に漏れました。

 

いや、それはそれとして
金属バットだからキィィンは分かるのですが、ゴシャッってのは何だゴシャッってのは。

 

「あれな、球の潰れる音や」
カールのチーズ味を頬張る私の隣に座る、彼の師匠だと名乗るおっちゃんがニヤけた顏で教えてくれました。

 

「お前な、スナック菓子なんか食っとったらあかんで。ワシはな、あいつには絶対そんなん食わせたらへんねん」
と、私の頭を軽く小突きながら誇らしげに話しを続けます。

 

「あいつ、凄いやろ?」
おっちゃんは、彼が私と同い年で
誕生日が2日違いだということを教えてくれました。

彼は正真正銘の小学生だったのです。


『凄いなんてもんやない、怪物や』


『こういうやつが将来プロになるんやろな』と思って、バックスクリーンに並ぶ中から彼の名を探す。

 

岸和田リトルリーグの、彼の打順を示すプレートには【清原】と記されていました。


その後、中学生になった頃には「清原」の名は広く関西で知れ渡り
高校生以降の知名度については、ここでいちいち語るまでもないでしょう。

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あんな幼い頃から、彼はスーパースターという重圧と闘ってきたのです。

 

だから、なぜ薬物に手を染めてしまったのかなんて
平々凡々とした人生を送ってきた私(ら)ごときに、わかりっこありません。

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奇しくも本日は彼の誕生日。

誰がなんと言おうと、私は清原和博の復活を待望しています。

 

【今日の本棚】天才師匠に『これ、いま読んどき』と薦められたビジネス本・其の114

前半のホットケーキ屋さんの紹介に興味がわかなくても、もちろんこれはビジネス書。

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遠藤功さんのビジネスの真髄が、わかりやすい語り口で書かれてます。読みやすくタメになるのでぜひ。

 

 

『とっておき』を自覚できるとき

いつ、どこの誰が決めたのか知る由もありませんが
世間的には京の五山送り火や各地で行なわれる精霊流しを以って、お盆は終了ということになっています。

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皆さんはご先祖さまに手を合わし、御霊をお見送りされましたか?

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ん?ご先祖さま?
そもそもご先祖さまって何人おられるのだ?

 

先ず、父ちゃんと母ちゃんで2人だろ。
で、おじいちゃんとおばあちゃんがそれぞれ2人ずつで4人加わるから6人だな。

さらにひいおじいちゃんとひいおばあちゃんで8人プラス、と。
これで14人だ。


つまり一代の倍数を足し続けていけばいいってことか。
ということは…ということはということは。


四代前だと16人プラス。
五代前は32人プラス。
ふむふむ。
六代前が64人、七代前は128人、八代前、九代前…
えーと…えーと、十代前になったら…全員で2046人?あれ?
いや、ホントだ。計算機使ってっから間違いない。
十代前って300年くらい前の江戸時代じゃないか。
400~500年前の十五代前までの累計が65534人、600年前の二十代前(室町時代)だと…
ひ、ひえぇ…
累計で2097150人!
にひゃくきゅうまんななせんひゃくごじゅうにん!
そ、そんなにいらっしゃるのか!

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もちろん当時は今より人口もずっと少なかったし、近縁での婚姻も普通に行われていたから
この数字は延べ人数なんだろうけど、けど、けど…
この中の誰か1人だけでも欠けていたら、おいらはこの世に生まれてこなかった。


欠けてなくても、生きてる間に巡り会えていなかったら、おいらはこの世に生まれてこなかった。


しかもそれぞれのカップルがそれぞれの日に聖なる儀式をしなかったら生まれてこなかった。


おまけに違うオタマジャクシが競争に勝ってても生まれてこなかった。


な、なんちゅう確率。
これを奇跡的な確率と言わずになんと言う。

自分だけじゃない。
今、おいらの周りにいるひとりひとりが
そんな奇跡から生まれてきた「とっておきの存在」なんだな。

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どうせ100年後には生きてないんだから、命を惜しんだりしても仕方ないなんて思ってはいるけれど
それでも命ってもんは、粗末に扱っちゃいけないし簡単に捨ててもいけない。

 

もっと周りの人を敬わないと。
もっともっと命の尊さを感じないと。
もっともっともっとご先祖さまに感謝しないと。

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お盆の閉幕を告げる灯火は、毎年そんなことを教えてくれるのであります。

 

 

【誕生日に想う】自分の価値、人間の価値

私ごとではありますが、本日で52回目の誕生日を迎えることとなりました。

 

若い頃の私は
『自分の力で生きてきた』
『自分の力で生きていく』
などと
つくづく生意気で、馬鹿げた考えを持っておりましたが


今では日々、人ひとりの無力さを痛感し
『自分は周りの皆様方に生かされているのだなぁ』と
感謝を携えながら、毎日を迎えさせていただいてます。

 

ま、それはともかくとして
気の利いた所信表明ができません代わりに
いつも誕生日を迎えた時、頭に浮かぶことを記述投稿させていただくことにしています。

 

それは年齢の価値。

52歳の価値ってどんなものなんでしょうか。

こういった場合、あまり頭の良くない私は
イメージをし易くするために、とりあえず身近にあるお金に例えるようにしています。

 

1年を1円に換算すると、52歳は52円ですよね。
スーパーで特売されているジュースの値段と変わりません。

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そう考えると私なんて
いや人間なんて、ちっぽけなもんだということがわかります。

人間どんなに頑張っても、たかだか100円前後ですもの。

これが古墳だと2千円。

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あのクフ王のピラミッドでさえ6千円とか7千円程度。

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そもそも人類が誕生してからだって、たかだか20万円

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人類の起源と伝えられるアウストラロピテクスだって100万円ぽっちということになります。

 

一方、大陸が分裂し

日本列島が今の形になったのが約1億年前と言われてますから、これはちょっとすごいですよね。

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1億円と51円では、もはや勝負にもなりません。

 

さらに地球ともなると40億円以上。

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うん、やっぱり偉大なんですね。

 

けれど、世界の人口は74億人と言われていて、平均年齢は諸説ありますが
(分かり易く)仮に30歳だとすると74億×30歳ですから、なんと現存する人類全体で2220億円。
地球の50倍以上もの価値。

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そりゃ星ひとつぐらい簡単に滅ぼせるパワーが人間にはあるわけだ。

 

たったひとりの思い付きが世界に広がれば、世の中を善くも悪くもする。
我々は、我々の影響力を過小評価してはいないでしょうか。

価値とは単品で見てはいけないのですね。

 

汝、たかが1円と侮るなかれ。
汝、されど人と戒めるべし。

1円玉を磨きたおすほど大切にしているか。
自分の力は正しさに使われているのか。

それを毎年、自分の誕生日に強く思うようにしています。

 

最後になりますが
今年もSNSを通して皆々さま方より、朝から祝いのメッセージをたくさん賜っております。

もう、ただただ『有り難い』という言葉しか出て参りません。

この場をお借りして御礼を申し上げたいと存じます。

本当に、ありがとうございました。

 

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人間五十円、下天のうちをくらぶれば、夢幻の如くなり。

 

無苦庵

ギネスな話・其の22

旧帝国海軍飛行予科練生で
特攻へと飛び立つ直前に終戦を迎え、途方に暮れた青年期を過ごした父。

 

その父が晩年『一緒に柩へ入れてほしい』と希望していたのが、この寄書きをされた日の丸の旗です。

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そして昨年の春、これを纏って

73年ぶりに仲間たちの待つ空へと還って逝きました。

 

奇しくも本日は終戦記念日

きっと父は今ごろ、大空で仲間たちとの再会を喜んでいることでしょう。

 

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さて、玉音放送が流れたとされる正午まであと1時間を切りましたね。

 

『戦争は善くない』という思い。

それは今に始まったことではなく、むしろ当時の人々の方が判っていた筈です。

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その上で『起こしてしまった』ということを、我々は絶対に忘れてはいけません。

 

起こしてはならないと判っていたのに、起こさざるを得なかった。

 

その心底を把握することこそが
結局のところ、未来を惨劇から回避させ得る唯一の道なのではないでしょうか。

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開戦に踏み切った謎。

その謎を、謎のままにしておいてはいけない。

 

冒頭に貼らせていただいた日の丸の写真は、そんなことを思わせてくれるギネスな1枚なのです。

 

【今日の本棚】天才師匠に『これ、いま読んどき』と薦められたビジネス本・其の113

タイトルはともかく、内容はすごく勉強になる。

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MBAって肩書き自体には日本ではあまり力はないので、それよりも「勉強の能力を身に付ける」というイメージでいた方が正しいと思う。大事なのは卒業後の勉強。

 

 

【今日の本棚】天才師匠に『これ、いま読んどき』と薦められたビジネス本・其の112

これ「価格自由」本なのに試しに買って(?)みたけど、なかなか勇気の出る本。

就活生とか仕事始めたての人は絶対読んでおいた方がいい。 ってここで言っても届かんかw

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しかし価格自由本、もはやなんのこっちゃわからん流通体系になってきたけど、時代が変わる感じがひしひしと。

 

 

還暦に乗ってみたいクルマ

還暦まで、あと8年あるのですが

待ちきれずに『真っ赤なヤツ』を購入、というのは『真っ赤なウソ』で

 

日頃お世話になっている
メルセデスベンツ正規ディーラーさんより、毎回ご依頼いただいている『素人試乗レポート』


その対象車両がこちらなのですね。

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メルセデスベンツCLAシューティングブレーク。

というか
いやぁ…いいなぁ、赤。

似合わないって分かっていても、気分が盛り上がります。

 

例のマッコウクジラっぽいフェイスから、流れるようにルーフがリアまで繋がっていてフォルムバランスは良好。

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寸詰まり感がありません。


Aクラスファミリーに共通する『顔面ドップラー効果』が抑えられていて、とても好感が持てますよね。

 

エンジンは1.6Lの122馬力にもかかわらず、トルクが最大20kgもありますので
軽い車重と相まって、非力感は全く無いです。

びっくりするのは、こんなにデカくて太いタイヤを履いて
しかもFF方式だというのに、僅か5.1mという回転半径。
それでいて居住スペースが犠牲にならず、そこそこの荷物まで詰めちゃえるんですから
これはパッケージングが優れている、つまり『見えないところにもコストを掛けている』という真面目な証拠ですね。

 

メーカーの姿勢は、エントリーモデルにこそ顕れる。
今回はメルセデスの『クルマ作りの帝王』っぷりを、まざまざと見せつけられた数日間で御座いました。

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ともあれ、無事に還暦を迎えることができたなら
その時は1年だけ乗ろうかな、赤いの。

 

 

【今日の本棚】天才師匠に『これ、いま読んどき』と薦められたビジネス本・其の111

いやぁ、いまどきの「上司」って大変よねぇ。

数年前に組織から離れてよかったぁ。

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今ならパワハラもともかく、アンコンシャスバイアスかかりまくりで、大顰蹙を買ってると思う。